令和のスポーツ刈りはここまで進化した!ダサいと言わせない現代風スタイルの作り方
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「スポーツ刈り」と聞くと、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか?もしかしたら、少し昔の野球少年や、角刈りのような、無骨なスタイルを想像するかもしれません。
しかし、それはもう過去の話。時代が令和に移り変わり、スポーツ刈りは驚くほどスタイリッシュに進化を遂げています。
今回は、「ダサい」なんて絶対に言わせない、「令和版スポーツ刈り」の具体的な特徴と、サロンでのオーダー方法を徹底解説します。
Contents
昔のスポーツ刈り、何が違った?
まず、現代のスタイルを知るために、一昔前のスポーツ刈りの特徴を振り返ってみましょう。
- 全体的に均一な短さ
サイドもトップも、あまり長さに差がなく、全体が同じように短いのが特徴でした。
- 黒々とした重めのシルエット
毛量を調整するというよりは、髪の密度がそのまま残っているため、見た目に重さがありました。
- きっちりとした角と左右対称
前髪や角の部分が、きっちりと左右対称に作られている、実直なスタイルが主流でした。
これが「令和版スポーツ刈り」を構成する3大要素
では、現代のスポーツ刈りは何が違うのでしょうか。それは、主に3つの要素で構成されています。
- 要素1:精緻なフェード(グラデーション)
令和のスポーツ刈りの最大の特徴は、サイドや襟足の「フェード」です。地肌に近い0mmの短さから、上に向かってミリ単位で滑らかに長くなっていくグラデーション技術は、スタイルに立体感と清潔感、そして洗練された印象を与えます。
- 要素2:トップの軽やかな質感(テクスチャー)
昔のように重さを残さず、トップの部分はすきバサミやハサミの先で毛量を調整し、軽やかな束感や動きを出します。これにより、スタイリングがしやすくなるだけでなく、見た目にも「こなれ感」が生まれます。
- 要素3:さりげないアシンメトリー(左右非対称)
きっちり左右対称に作るのではなく、前髪を少し斜めに流したり、分け目をずらしたりと、どこかに「崩し」の要素を取り入れるのが現代風です。これにより、スタイルに表情と奥行きが加わります。
オーダー時に使える!現代風スポーツ刈りのスタイル名
「令和のスポーツ刈り」をオーダーする際、以下のようないくつかのスタイル名を使うと、イメージが伝わりやすくなります。
- フェードカット
「サイドをフェードにしてください」と伝えるだけで、理容師は現代的な短いスタイルを理解してくれます。
- クロップスタイル
トップをやや重めに残しつつ、前髪を短く直線的にカットし、サイドを高めに刈り上げるスタイル。海外でも人気のモダンなショートヘアです。
- ベリーショート
スポーツ刈りという言葉を使わずに、「お洒落な感じのベリーショートで」と伝えるのも一つの手です。軽さや束感を重視したスタイルを提案してもらえます。
「令和のスポーツ刈り」を失敗なくオーダーするコツ
昔ながらのイメージと混同されないために、オーダーの際は以下のポイントを意識しましょう。
- 「昔のスポーツ刈りみたいに、重くならないようにしてください」
まず、古いイメージを避けたいという意思を伝えることが重要です。
- 「サイドはフェードで、トップは軽さを出してください」
現代風スタイルの2大要素である「フェード」と「軽さ」という言葉を使うのが最も効果的です。
- 「スマホで写真を見せる」
これが最も確実な方法です。SNSなどで見つけた理想のヘアスタイルの写真を見せれば、イメージの共有が一瞬で完了します。
時代と共に進化する技術。令和のスタイルは理容室で。
スポーツ刈りは、時代と共にその姿を変え、進化し続けるスタイルです。そして、フェードや質感調整といった現代的な技術は、まさに理容師の専門領域。
古い技術に固執するのではなく、常に新しいスタイルと技術を学び続ける理容師こそが、最高の「令和版スポーツ刈り」を提供できます。
当サロンでは、クラシックな技術を土台としながら、常に最新のトレンドを取り入れています。あなたの魅力を最大限に引き出す、現代的で洗練されたショートスタイルを、ぜひ一度ご体験ください。
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