モヒカンとスポーツ刈りの違いとは?あなたに似合うのはどっち?
メンズヘアスタイルの定番として、幅広い世代から支持されている「モヒカン」と「スポーツ刈り」。どちらもサイドを短くするスタイルですが、その違いを正確に説明できる方は意外と少ないのではないでしょうか。
「何となくイメージはできるけど、違いがよく分からない」「自分にはどちらが似合うんだろう?」
そんな疑問をお持ちの方のために、今回はモヒカンとスポーツ刈りのそれぞれの特徴と決定的な違いを、プロの視点から分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたにぴったりのスタイルがきっと見つかるはずです。
まずは基本をおさえよう!スポーツ刈りとは?
スポーツ刈りは、その名の通りスポーツ選手がよくしていたことから名付けられた、清潔感と爽やかさが魅力のヘアスタイルです。全体的に短くカットし、トップは平らに、そして角を少し残した「角刈り」がベースとなっています。
- 全体的に短く、すっきりとしたシルエット
- サイドから後頭部にかけて自然な刈り上げ
- トップは平らで、角が残っているのが特徴
- 清潔感があり、誠実な印象を与える
- 学生やビジネスマンなど、TPOを選ばない万能スタイル
ハチが張っている日本人特有の骨格をカバーしやすく、誰にでも似合いやすいのが大きなメリットです。スタイリングも簡単で、乾かすだけで形が決まる手軽さも人気の理由と言えるでしょう。
個性を演出するなら!モヒカンとは?
一方、モヒカンは、頭の中央部分の髪を長く残し、両サイドを短く刈り上げる(または剃り上げる)スタイルが特徴です。もともとはパンクロックの象徴的な髪型でしたが、時代とともに進化し、今ではおしゃれなメンズヘアスタイルの一つとして定着しています。
特に、トップとサイドの長さの差を控えめにし、自然な流れでつないだ「ソフトモヒカン」は、挑戦しやすく人気のスタイルです。
- トップの髪を長く残し、鶏のトサカのように立たせるのが基本形
- サイドは短く刈り上げるため、メリハリが効いている
- ワイルドで個性的な印象を与える
- ソフトモヒカンは、ビジネスシーンにも対応できるおしゃれスタイル
- アレンジの幅が広く、スタイリングで印象を変えられる
トップの長さを変えたり、パーマを組み合わせたりすることで、様々な表情を楽しめるのがモヒカンの魅力です。
【徹底比較】モヒカンとスポーツ刈りの決定的な違い
では、両者の違いを項目ごとに比較してみましょう。決定的な違いは、**「トップの作り方」と「全体のシルエット」**にあります。
- シルエットの違い
- スポーツ刈り: 全体的に短く、角を残した四角いシルエットがベース。頭の形に沿った自然な仕上がり。
- モヒカン: サイドを短くし、中央(トップ)に髪を集めて高さを出す、三角形のシルエットがベース。
- 与える印象の違い
- スポーツ刈り: 爽やか、清潔、誠実、スポーティー。
- モヒカン: ワイルド、個性的、シャープ、おしゃれ。
- スタイリング
- スポーツ刈り: 基本的にノーセットでも決まる。ワックスを軽くつけると、よりまとまりが出る。
- モヒカン: トップを立たせるためにワックスやジェルなどのスタイリング剤が必須。
つまり、角を残して自然な丸みを出すのがスポーツ刈り、角を落としてトップに高さを出すのがモヒカンと覚えると分かりやすいでしょう。
あなたはどっち派?スタイル選びのヒント
どちらのスタイルにしようか迷ったら、ご自身のライフスタイルやなりたいイメージに合わせて選ぶのがおすすめです。
- 爽やかさや誠実さを重視し、スタイリングに時間をかけたくない方 → スポーツ刈り
- 周囲と差がつくおしゃれや個性を楽しみたい、スタイリングが得意な方 → モヒカン
また、髪質や骨格によっても似合うスタイルは変わってきます。例えば、直毛で髪が立ちやすい方はモヒカンスタイルが作りやすく、逆に少しクセがある方はスポーツ刈りにすると自然なまとまりが出やすくなります。
「自分に似合うスタイルが分からない…」そんな時はプロに相談!
ここまで解説してきましたが、「結局、自分に本当に似合うのはどっちだろう?」と悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、ぜひ私たちプロの理容師にご相談ください。
お客様一人ひとりの骨格、髪質、生えグセはもちろん、ライフスタイルや普段のファッション、なりたいイメージまで丁寧にお伺いし、あなただけの「似合うスタイル」をご提案させていただきます。
「スポーツ刈りをベースにしつつ、少しだけトップに長さを残してソフトモヒカン風に」といった、両方の良いところを取り入れたオーダーメイドのスタイルも可能です。経験豊富な理容師が、あなたの魅力を最大限に引き出すお手伝いをいたします。ぜひ一度、お気軽にご来店ください。